読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ドライブラリーツアー(木の図書館、ゆうき、筑西、水戸西部、常陽、茨大)

天気予報を見たところ、週末は天気がいいということで、Twitterでドライブがてら図書館巡りをしてみないかと投げ、さっそく乗ってきてくれた仲間2名とドライブ&ライブラリーツアー=ドライブラリーツアーに出かけてきました。(5/18)

 

(1)流山市立木の図書館

1件目は、流山市の木の図書館。こちらは1階に市役所の出張所が入った複合施設となっています。今日は閉まっていましたが、開いていればとても便利そう。また小学校の真横にあるので、学校帰りの子ども安心して立ち寄れますし、学校との連携も図り易そうです。

ちょうど1周年を迎えたばかりで設備は新しく、内部は館名のとおり木がふんだんに使われ、とても温かみのある雰囲気でした。流山市はほかにも森の図書館があり、木や森を推しているようです。

f:id:shibure:20130518114328j:plain

 

(2)ゆうき図書館

2件目。実はGW中の5月5日にも訪問していたので2度目の訪問。ゆうき図書館は結城市民情報センターという複合施設のに入っており、立地も駅のまん前にも関わらず駐車場完備でアクセスも便利です。前回の訪問時はGWということもあり他の施設が閉まっていましたが、今回は全体の様子を見ることができました。

 

f:id:shibure:20130505181744j:plain

 <夕方で暗いですが、GW中の鯉のぼり>

 

こちらはとにかく館内の設備などの原色系の明るい配色で、一般の図書館とは違った雰囲気なので、映画などの撮影に使われてもおかしくない感じです。個人的な印象としては、自動書庫のある複合施設という点、デザイン的なところなど、桑名市立中央図書館くわなメディアライヴ(KML)と雰囲気が似ているように思います。

f:id:shibure:20130505181719j:plain

 

子どものフロア、学生が勉強しやすい場所(フリースペース)など、一般の資料・閲覧エリアとのゾーンニングが工夫されているのが印象的です。ちょうど訪問時は土曜日ということもあり、お年寄りから子どもまで幅広い利用者がそれぞれにうまいこと場所を使い分けて利用していました。

 

なぜか館外のフリースペースに他の利用者と混じって初音ミクコスプレイヤーが3人いて、思わず全員で2度見してしまいました。子どもたちと時おり記念撮影をしていましたが、気がつくと駅に向かっていったので、どこかの撮影会に向かったのでしょう。それにしても完成度の高いコスプレイヤーたちで正直ビックリしました。ああいう人が図書館に入ってきた場合、職員はどう対応するのだろう??と、ふと疑問に思ったり。

脱線しましたが、前回に続き今回も行けなかった4階にある天体観測のできる「天体ドーム」も気になるところ。いつか行ってみたいです。

 

(3)筑西市立中央図書館(旧下館市立図書館)

3件目。こちらは旧・下館市立図書館で、建物は第16回(2000年)に日本図書館協会建築賞を受賞しています。

f:id:shibure:20130518151023j:plain

 

建物のすぐ隣が川なので、いまの時期は風が心地よいロケーションでした。逆に冬は風が寒そうではありますが・・。あと駐車場の位置が微妙にわかり難いので初めて行かれる方は事前に確認した方がいいです。

図書館入口前でパンフレット等が配布してありましたが、丁寧に設置してあり見やかったです。そこで見つけたのが次の資料。8月23日(金) の10:00~17:00で講師は宇陀先生だそうです。

 

こちらの図書館では飲み物の持ち込みが禁止ということで、入館してすぐのカウンター脇に飲み物置きのカゴが設置されており、利用者はそこに水筒などを置いているようでした。

館内を巡っての感想。とりあえず中高生の利用者が多い!!正直、他に勉強できる場所はないのだろうか?ティーンズ向けのエリアはあるのですが、若干そのエリアでは収まらず一部のエリアに進出しており、一般利用者は使いにくいように思うレベルでした。「ゆうき図書館が、学習スペースをうまく分離していたので、余計にそう感じるのでは?」というのが同行者の意見。なるほどと、複数人で見て回ると意見交換できていいですね。利用者が多いのは喜ばしいところですが、人数や利用状態をコントロールするのは難しく、どこの館も頭を悩まさせるところですね。

あと絵画の貸出も行われており、同行した方々は初めて見たということでした。自分は田原市中央図書館で見かけましたが、確かにあまり多くはないような。絵画の貸出サービスの分布や実施数ってどんな感じなんだろう?またこういった、一風変わったものを貸出しているサービスってほかにどんなのがあるのだろうと気になったり。

また、いろんな国の蔵書印の絵画が館内のいろんなところに飾ってあったのは面白かったです。もう少し詳しい説明などあるとさらに興味深く見れそう。蔵書印を使ったスタンプラリーとかもやってもおもしろそう。国立大学など大きな図書館だと、所蔵資料にある蔵書印のコレクションとかやると、どれくらいの種類がでてくるのかな?とか思いました。

 

(4)水戸市立西部図書館

4件目。こちらも5月5日の訪問に続き2度目でした。一部の方はわかると思いますが、図書館戦争の撮影舞台になっているところです。先日行った時に撮影とブログ掲載の許可を得ましたので合わせて報告します。

こちらは円形のドーム型の図書館です。

f:id:shibure:20130505161437j:plain

 

内部はこんな感じです。

f:id:shibure:20130505160354j:plain

f:id:shibure:20130505155936j:plain

f:id:shibure:20130505155840j:plain

f:id:shibure:20130505155408j:plain

 

中心部に資料が置いてあり、外周に新聞・雑誌コーナーなどの部屋が配置されています。円形の資料配置も多すぎない一定量の資料であれば、時計回りに辿っていけばいいので、わかりやすくていいような気がしました。あとは採光性の高さもメリットですね。

 

図書館戦争の撮影地なため聖地巡礼者も多いということで、館内撮影についての案内も出ており、見学者にとっては大変助かりました。私は原作も映画も見ていないので、実際に映画でどう映っているのかわかりませんが、いくつかそれっぽいものと映画に関する展示風景を。

f:id:shibure:20130505155512j:plain

f:id:shibure:20130505154824j:plain

f:id:shibure:20130505160424j:plain

 

他の撮影地の十日町情報館北九州市立中央図書館の情報についても展示してあったり、その地方のパンフレットなども置いてあり、展示連携できている感じも良かったです。5月31日(金)まで展示もやっているようなので、興味ある方は行かれてみてください。タイムリーにニュースも出ていました。

 

円形ドーム型といえば、国際日本文化研究センター!自分も先日伺ってきましたが、こちらの天井のステンドグラスの綺麗さはハンパないです。ぜひ次のホームページやブログ等でチェックしてみてください。

 

(5)常陽史料館

5件目。こちらは前回、水戸市立西部図書館を訪れた時にパンフレットを入手、初めて知ったところです。茨城の人はすぐわかるかもしれませんが、常陽銀行が運営している史料館となります。私も学生時代はお世話になっていました。

 

ホームページでは次のように紹介されています。

常陽史料館は、常陽銀行創立60周年を記念し、郷土の歴史や芸術文化、金融経済に関する資料を収集し、広くみなさまに公開する目的で平成7年7月に創設されました。
 館内には、貨幣や銀行に関する資料を展示する「貨幣ギャラリー」のほか、郷土文化や金融に関する図書資料を公開する「史料ライブラリー」がございます。また「アートスポット」では随時企画展示を行っています。

f:id:shibure:20130518171036j:plain

 

正直、今回のツアーのダークホースというか、いい見学スポットでした。到着が17時を過ぎていたため、貨幣ギャラリーが見学できませんでしたが、2階の資料ライブラリーは蔵書も3万冊ほどあり、専任のスタッフもいる専門図書館でした。カウンターの奥には集密書架もあり、開架エリアには茨城県内の県史・市史なども多数あり、銀行関係の専門資料も充実していたので、郷土研究にも便利そうです。つくばに6年間住んでましたが、全く存在を知らなかった自分を反省。

 

展示エリアでは、「常陸風土記」を中心とした展示がされていましたが、年間スケジュールではパステル画、絵本、ステンドグラス、ハンドキルト、着物など、アート展に近いものも予定されているようです。こちらは館内撮影可能だった「ダイダラボウ」です。

f:id:shibure:20130518172318j:plain

 

ちょうど今回の展示に関する映像ニュースがありましたので、あわせてご参照ください。

 

こちらも帝国データバンク史料館同様、図書館、博物館、企業アーカイブズを行っているMLA施設だと思います。入館無料ですし、偕楽園も近いので、ぜひ一度足を運ばれてみてください。実際、我々が行った当日も、放送なのかと思うぐらい見事なまでに透き通った声のウグイスが鳴いていました(笑)

 

(6)茨城大学(水戸キャンパス)

6件目。実は初めての訪問。どうやらキャンパスの建て替えや増改築をやっているようで、思ってた以上にキャンパス内が新しかったです。キャンパスは水戸以外にも日立、阿見などにもあり、H24.5.1現在の構成員数は、学部学生7,157人、大学院生1,130人、留学生301人、教員610、職員257とのこと。

f:id:shibure:20130518181737j:plain

f:id:shibure:20130518180531j:plain

 

謎のオブジェも多く、なかには何故か賽銭が投げられているものも・・。

f:id:shibure:20130518232940j:plain

 

図書館の方も増築・耐震改修工事中でH26年4月の開館とのこと。6月から書庫への入庫もできなるということで、ビフォーを知るギリギリのタイミングで来ることができました。

f:id:shibure:20130518181302j:plain

 

新図書館ではライブラリーカフェ、PBLスペースやラーニングコモンズもありますが、サイレントスペースもあります。なおサイレントスペースは現在の図書館にもあるようですが、残念ながら今回は閉室時間にひっかかり見ることができませんでした。

f:id:shibure:20130518232935j:plain

 

オープンしながらの増改築ということで、館内はかなり準備や対応に追われている感じがでていました。特に6月から入れなくなるという書庫内では、資料を動かす準備をしているらしく、バーコードの貼り直しやブックトラックなどにたくさんの資料がピックアップされていました。また壁には東日本大震災の爪跡か、マスキングテープでマーキングされている箇所がたくさんありました。

新図書館がどのように変化するのか、完成後にもぜひ足を運んでみたいと思います。

f:id:shibure:20130518185939j:plain

 

ちなみに大学の広報物「iUP (アイアップ)」vol. 3 (2012年10月)の巻頭特集が「六角堂再建の軌跡」ということで、もらって帰ってきましたが、それ以外にも教員、卒業生、学生のインタビュー記事が充実していました。広報し過ぎておらず、文字や写真の割合、ボリュームもほどよく、内外問わず茨城大学の様子が伺え、読み物としておもしろかったです。在学生に研究や進路を意識するのに、こういう広報紙はいいなぁという感じです。

 

もう1つもらって帰ってきたのが、学生による広報誌“Web C-mail”。なぜかサイトの更新がされていませんが、学生向けのフリーマガジンとしては十分におもしろいです。そういえば筑波のJAMJAMはいまはどうなっているんだろう・・。

 

最後に

今回はかなりの強行軍でしたが、なかなかに収穫のあるツアーでした。最後はせっかく水戸まで来たので、大洗の方まで足を運び、海の幸をいただてから帰りました。ひとりで見るより複数人の方が気づきが多いので、ぜひ今後も旅&見学ツアーをやってみたいと思います。