図書館総合展オプショナルツアー・武蔵野MLAコース報告(2)国際基督教大学図書館(ICU)
図書館総合展特別企画オプショナル・ツアー、武蔵野プレイスの続きとなります。
11月1日(金)10:00~17:00 図書館総合展特別企画オプショナル・ツアー
http://2013.libraryfair.jp/node/1954
訪問先
国際基督教大学図書館(ICU)
武蔵境駅南口から国際基督教大学行きのバスで約10分で到着。ICUを見学先に選ばせていただいた理由は大きく2つでした。1つは、自動書庫が導入されており、団体での見学が可能であること。もう1つは、過去に「私立大学教育研究活性化設備整備事業とラーニングコモンズとアクティブラーニング(しぶろぐ)」で取り上げたとおり、私立大学教育研究活性化設備整備事業を活用したラーニングコモンズがあったためです。どちらかというと大学図書館関係者をターゲットにしたところではありましたが、公共図書館でも自動書庫の導入が増えていますし、ラーニングコモンズにも関心のあるところだと思うので、魅力ある訪問先であったと思います。
大学や図書館の詳細はホームページ等でご確認いただくとして、今回も写真中心の報告です。(なお写真は、今回のツアーと過去に訪問した際の写真が混じっております)
- 国際基督教大学図書館(ICU)
- オスマー図書館リニューアルのお知らせ(国際基督教大学図書館)
- 自動化書庫、ASRS (Automated Storage and Retrieval System) (国際基督教大学図書館)
- グループラーニングエリア(国際基督教大学図書館)
- ライティングサポートデスク(国際基督教大学図書館)
なおICUは献学60周年記念(開学ではなく献学)ということで、図書館内に国際基督教大学歴史資料室が9月に開設されたそうです。まさにライブラリー機能とアーカイブズ機能を併せ持つ図書館ということになります。
歴史資料室の資料は主に50年史編纂の際に収集された本学の献学時からの写真や文書類で、約10,000点に上る。これらの収蔵資料は、所定の手続きが必要となるが、学内関係者のみならず、誰でも閲覧可能となっている。
■ 歴史資料室収蔵資料の概要
i.事務文書 :約6,500点
ii.写真資料 :約3,200点
iii.大学刊行物:約600点
iv.手稿等 :約200点
なお企画展示「献学60周年記念事業・歴史資料室開設記念展 -ICU図書館の60年-」が、2014年3月28日(金)までの予定で開催とのこと。写真が多く、とても見やすく印象に残る展示でした。
また図書館と別に、国際基督教大学博物館・湯浅八郎記念館でも特別展「建物に見るICUの歴史」が開催されていましたが、時間の都合で訪問できず残念でした。こちらも大学や図書館見学をしている自分としては、とても気になる展示です。
最後に、ICUの学食ですがキャンパス内にある「ばか山」をイメージした学食メニューがあります。大学に行かれる際は、ぜひお試しください。
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