図書館総合展フォーラム2013 in 伊勢のご案内

2010年のL1グランプリ出場をきっかけに、2011年、2012年と図書館総合展に参加。地方開催も京都*1、仙台*2、熊本*3と参加し、イベント運営やフォーラム主催、ブースやポスター出展などいろんなことを経験させていただきました。主に懇親会の幹事やバスツアーのガイドなど裏方的な参加が多かったですが、全国の多くの方々と出会うきっかけとなり、その後の業務やプライベート的なつながりとしても自分の財産となっています。

 

その御縁もあってか、この度、 図書館総合展運営協力委員なる役目をお引き受けすることになりました!ということで、まずは今月末開催の「図書館総合展フォーラム2013 in 伊勢」の宣伝をしたいと思います。

 

ちなみに現時点で図書館総合展運営協力委員であることを公表されているのはこちらの偉大な方々。おそらく他にも複数いらっしゃると思いますが、そのうち公式サイトで委員の公表があると思います。とりあえず横浜*4、福岡*5とバスガイドを2度ほど経験させていただきましたので、私はバスツアーなどを中心に今後もコミットしていければと考えています。

 

さて本題。詳細は公式HPを参考いただくとして、全体イベントを整理しておこうと思います。公式サイトのHPはこちら。

 

以下はまとめと個人的な一言コメントです。

(1)5月26日(日)東海地区のMLAK機関を巡るバスツアー

  • 時間:10:00~19:00
  • 集合場所:名古屋駅
  • 三重コース:名古屋駅(10:00出発)→徳川美術館蓬左文庫桑名市立中央図書館→三重県立図書館→三重大学附属図書館→伊勢市立伊勢図書館→伊勢市駅周辺・懇親会会場(解散19:00)
  • 愛知コース:名古屋駅(10:00出発)→徳川美術館蓬左文庫豊田市中央図書館→田原市中央図書館→伊勢湾フェリー乗船→伊勢市駅・懇親会会場(解散19:10)
  • バスガイド:熊﨑由衣 さん(三重コース)、奥山智靖さん(愛知コース)
  • 費用:1万円(参加者が35名以上の場合:9000円)
  • 申込締切:2013年5月20日(月)17時

 

個人的には三重コースの桑名市立中央図書館と愛知コースの田原市中央図書館がイチ押しでしょうか。どちらも一度訪問させていただきましたが、利用者が多くてじっくり見れなかったところなどもあり、ぜひ再訪したいと思っています。どちらも非常に充実している図書館です。桑名は自動書庫もありますし、見学者向けなつくりになっていますので、自動書庫に興味がある方にはおススメです。

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桑名市立中央図書館>

 

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田原市中央図書館>

 

あと三重コースのバスガイドの熊崎さんは個人的に業界3大キクバリストと思っており、細かいところに大変気のつく素敵なお方です。こういった方が図書館のどういった点を見て、どう解説してくれるのか興味のあるところ。

また愛知コースの奥山さんは自分以上に全国を飛び回って多くの図書館を見学されており、見聞や知識の底が全く見えず、どういった解説が飛び出すのか、とても興味深いところ。

参加される方は、ぜひ感想などお聞かせください!

 

(2)5月26日(日)懇親会(前夜祭?)

 

フォーラム当日はゆっくり参加者同士で語る時間は少ないと思いますので、日曜に伊勢入りしている方は参加しない手はないです。ぜひ地元の参加者や遠方からの参加者と意見交換しましょう!

 

(3)5月27日(月)図書館総合展フォーラム2013 in 伊勢 

 

とりあえず、見どころはやっぱり岡野裕行(皇學館大学 助教)さんの基調講演でしょうか。同級生としても応援したいところですし、午後のパネル討論の「『伊勢ぶらり』に見るMALUI連携」、「連携から連動へ-MALUIの東海モデルを考える」もMLA連携を目指してここ数年活動してきた自分としてはとても気になります。

あと熊本に次いで、フォーラム当日はポスターセッションも行われます。地元の図書館員にとっては活動の宣伝の場でもあり、地域巡業の醍醐味の部分でもあると思います。

普段、横浜の総合展には行けないけど、地元での開催なら足を運べるという参加者の方も多いと思います。地元の図書館員と遠方からの参加者のコミュニケーションを図るチャンスですので、ぜひフォーラムの空いた時間はポスター周りをしてみてください。ちなみにこれは熊本の際のチームからしれんこんのポスター。チーム結成をすることで、チーム内交流もできてこれもいい効果だと思います。なんとなく文化祭な感じで楽しくもあり、次の開催地となった方々にはぜひチーム結成をおすすめします。

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また総合展の運営は企業の協賛により成り立っている部分もあります。参加企業側も最新の情報をもって来場者にPRや説明をしていますので、立ち寄って資料をもらう、資料を持ち帰り自館で回覧するなど、ぜひ協賛企業にもご注目ください。

ちなみに熊本の際は、金剛さんのブースが出展しており、アンケートに回答することでくまモンブックスタンドをゲットできました。ブースに行くと何かいいことがあるかもしれませんよ?(向かって右肩の上にあるのがブックスタンド)

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(4)5月28日(火)「伊勢ぶらり」を用いたまち歩きツアー

 

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こちらは「地域と観光に関する情報サービス研究会(マレビトの会)*6」のメンバーとしても深い取り組み。最近こういった古地図を活用したアプリ、地域活動がありますが、観光客だけでなく、意外に地元の人も地元の歴史など知らないことも多くあったりするので、地域アーカイブと同時に郷土研究や郷土文化を地域に広める活動としても大事だと思います。我が地元福岡などでもこういったものがどんどん出てくるといいなぁ。今後も、こういった取り組みに注目していきたいと思います。

ちなみに三重の「ちずぶらり」シリーズは現在、伊勢、四日市、伊賀、三重の4種が出ているようです。

 

最後に、地方開催は地方にいる人でも総合展に参加でき、地元の人同士だけでなく、遠方からの参加者とも情報交換&ネットワークを作るチャンスです。

今回は三重は伊勢という歴史のある町での開催。また遷宮の年と観光にもうってつけのタイミングです。この機会に、伊勢&図書館総合展のコラボ観光ツアーはいかがでしょうか?おいでませ伊勢!

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