東日本大震災3.11以降の全出版記録『本の力』展 に行ってきました
ちょうど都内に出張があったので、帰りに「東日本大震災3.11以降の全出版記録『本の力』展」に行ってきました。
夜の20時までやってくいますので、自分と同じく仕事帰りに寄っている方がちらほらいらっしゃいました。イベント詳細は以下の通りです。
日程:2013年8月1日(木)~8月11日(日) 10時~20時
場所:日本出版クラブ会館 3階鳳凰の間(東京都新宿区袋町6)
アクセス:都営大江戸線 牛込神楽坂駅徒歩2分 詳しくはこちら。
- 東日本大震災3.11以降の全出版記録『本の力』展・チラシ(PDF)
- 8月1日より『東日本大震災 3.11以降の全出版記録「本の力」展が開催されます。(キハラ株式会社)
- あの日から2年 東日本大震災に関する本を集めた展示会「東日本大震災 3.11以降の全出版記録『本の力』展」が8月11日まで開催(カレントアウェアネス・ポータル)
そもそもこちらのイベントを知ったのはこちらのツイートでした。
今日より『東日本大震災 3.11以降の全出版記録「本の力」展が開催されます。日本出版クラブ会館に3.11以降、2年間に出版された東日本大震災に関わる本を、出版各社の協力のもと、一堂に集めます。是非、ご来場ください。→ http://t.co/VTSivYJttr
— キハラさん (@kiharalib) 2013, 8月 1
そして今日のこのツイートを見て行ってみようと思いました。
8月1日より『東日本大震災 3.11以降の全出版記録 「本の力」展』が開催されましたので実際に見てきました。 → http://t.co/K0RHaiD2iK
— キハラさん (@kiharalib) 2013, 8月 2
実際行ってみると、まずはキハラのブースがお出迎え。いきなりsaveMLAKのシールが貼ってあるブックトラックが目に入ってきました。おおっー!
また、キハラのグッズなども2割引きでいろいろと販売してありました。図書館総合展でもあまり目にしない、製本道具(万力や木槌など)も置いてあり、なかなかおもしろかったです。
また入口脇にはワンピースがずらりと。よく見ると、被災地でたくさんの人によって読まれたジャンプが飾ってありました。
実際に本が置いてある展示場に足を運ぶと、広いスペースに10のテーマ(絵本、写真集、原子力、放射能、地震津波、被災地被災者、心のケア、防災減災、復興関連、その他)ごとに資料が置いてあり、机や椅子などもたくさんあり、じっくりと資料を手に取って確認することができるようになっていました。
スペースが広い分、一見、資料が少ないように見えましたが、実際に資料をチェックしていくとたくさんの出版物が取り揃えてあることがよくわかりました。表紙、背表紙を見て、気になったものをパラパラめくって軽く内容を確認し、よさげな資料をメモしていったのですが、気がつくと2時間以上過ぎていました。
なかなか内容を確認して選書できる機会はありませんし、これだけまとまった量の震災関係の本を見ることはまずないと思います。震災関係の資料をおさえたい人、特に図書館関係者や学校関係者などは、この機会にぜひ行かれることをお勧めします。
実は今回参加して初めて知ったのが、NPB(Non Profit Book)という表現。収益を寄付に回しているそうです。仕組みとしては知っていても、NPBという表現は初めて聞いたような気がします。
こちらで展示したあったのが以下の3冊です。
「知」のシャープナー 人生が変わる知的生産日記 (光文社新書)
- 作者: 御厩祐司
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/02/15
- メディア: 新書
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- 作者: 池上 彰・文藝春秋編
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/06/28
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 37回
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震災資料を見ていると、当時の気持ちや様々なことを考えさせられました。まだまだ復興は終わっていないし、今後の備えに活かしていかないとダメだよなぁとあらためて思った次第。今回気になった本のリストはまた別の機会に報告できればと思います。
皆さまも11日までの展示期間にぜひ足を運んでみてくださいませ。