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図書館総合展、これまでのポスターセッションを振り返る

ここ数年、図書館総合展に行ったら必ずチェックするポスターセッション。きっかけは、第12回(2010)のLifo×kumoriのトキャラマップ 2010の制作チーム、チームりふぉくもの応援からでしょうか。以降、kumoriやMULU、知人が関係しているポスターなども多く、展示を見るのが楽しみになりました。実際、自分が知らない素晴らしい取り組みや事例を知るきっけにもなりますし、ポスター自体のデザイン、見せ方も参考になります。

 

なお今年の第15回図書館総合展(10/29~10/31)のポスターセッションの〆切が6月28日(金)までと迫っています。出展を検討されている方は申し込み忘れないようご注意ください。注意点としては、今年から出展費用が1万円かかる点です。詳細は図書館総合展のサイトでご確認ください。

 

ちなみにこのポスターセッション、始まったのは第10回(2008)からのようです。

 

ということで、第10回(2008)から第14回(2012)までの流れを追ってみました。まずは入賞者の一覧をまとめてみました。

受賞年 受賞者 テーマタイトル
第14回
(2012)
神戸学院大学図書館  図書館留学;教職協働の学習支援への取り組み ~語学力の向上に向けて
kumori(渡辺ゆきの)  MLAKくんの活動報告
青山学院大学図書館・女子短期大学図書館 「『情報の探索と表現』コンテスト」プロジェクト
第13回
(2011)
kumori(渡辺ゆきの)  kumori~コラボレーションとデザイン~
大東市立中央・西部図書館 木になるエネルギー ~図書館はenergy seeds~
名古屋学院大学 学術情報センター 「読書ブログ 栞輪(しおりん)」でつながる学びの空間
第12回
(2010)
神戸学院大学ポートアイランドキャンパス図書館 春夏秋冬、読書三昧。―「しかけ」のある図書館―
追手門学院大学附属図書館 宮本輝ミュージアム×学食コラボレーション企画~Oh! It's delicious library!!~
Lifo×kumori  トキャラマップ 2010
第11回
(2009)
お茶の水女子大学附属図書館  壁を壊した図書館〜お茶大図書館活性化のヒ・ミ・ツ
神戸学院大学ポートアイランドキャンパス図書館 Library×Laboratory:職種間連携による学びの場の創造−『医食同源』を例として
広島経済大学図書館 広島経済大学所蔵稀覯書目録 新版「知の系譜」の刊行に当たって
第10回
(2008)
明治学院大学図書館 横浜とヘボン博士
神戸学院大学ポートアイランドキャンパス図書館 研究や学習・・・だけじゃない、これからの図書館−『大学図書館』の枠をこえて−
立教大学図書館 図書館広報と利用支援

 ※太字が最優秀賞、それ以外は優秀賞

 ※受賞者とテーマタイトルは関連する情報にリンクしています。

 

神戸学院大学図書館さんの連続入賞は、ほんとすごいです。内容もさることながら見せる(魅せる)展示で、年々パワーアップしている気がします。

また個人参戦のkumoriこと渡辺ゆきのさんも連続入賞。kumoriのキャラクター、デザインセンスが絶妙で、図書館業界的には貴重な存在だと思います。kumoriファン、応援団の身 としては今後も応援していきたいところです。

 

こちらは過去の入賞者決定の記事リストです。

 

有効投票数は、2204票(2011)、2,108票(2010)、2,520票(2009)、2,335票(2008)とのこと。2012は見つけきれず・・。

また来場者数は、27,357名(2012)、25,631名(2011)、24,505名(2010)、24,493名(2009)、23,360名(2008)となっていますので、実際にポスターを見ている実数はもっと多いと思います。

 

こちらは過去のポスターセッションの出展リストです。年と共にテーマも変わってきていますし、継続参加のところ、学生参加など、これまでの変遷がよくわかります。

 

いくつか実際のポスターを紹介します。

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2010年の優秀賞、Lifo×kumoriの「トキャラマップ2010」です。実は少しお手伝いさせていただいたこともあり、Special thanksに名前を書いていただきました。私にとっても記念すべき1枚です。

 

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ちなみにこれが優秀賞の盾です。(Lifromsとチームりふぉくもの合同お疲れ様会より)

 

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同じく2010年の最優秀賞、神戸学院大学ポートアイランドキャンパス図書館 の「 春夏秋冬、読書三昧。―「しかけ」のある図書館―」です。こちらはパネル2枚分もあり、見た目のインパクトも大きかったです。

 

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入賞は逃しましたが、2010年の神戸学院大学有瀬キャンパス図書館の「「シュウカツに勝つ」~図書館からの就職活動サポート」も見た目も内容も良かったです。

 

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MULU(みちのく図書館員連合)との出会いもちょうどこの頃で、このポスター前でMULUポストに名刺を投函しました。このこけしのイメージがインパクトが強く、いまだにMULUと聞くとのこのこけしちゃんが脳裏をよぎります。(笑)

 

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2010年から「れはっち」人形はポスターセッションに参加していたのですね。2012年で失踪したれはっちは今どこにいるのでしょう?

 

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2011年の最優秀賞、「kumori~コラボレーションとデザイン~」です。kumoriはほんといろんなところにも設置されるようになりました。

 

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2012年の最優秀賞、神戸学院大学図書館 の「図書館留学;教職協働の学習支援への取り組み ~語学力の向上に向けて」です。とても見やすく、わかりやすかったです。

 

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 2012年の優秀賞、kumoriの「MLAKくんの活動報告」です。saveMLAK(http://savemlak.jp/)の活動が細かく表現されています。活動している人たちにとっても、そのきめ細かさに驚かされました。

 

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実際の報告会の様子。

 

なお今年の報告会が2013年6月30日(日) に開催されます。会場は横浜と京都。

saveMLAKの活動が始まって2年が経ち、これまでの取り組みや活動を振り返り、今後の活動に向けて必要なこと、必要とされていることをまとめ直す内容となっています。被災地の社会教育・文化施設の現状を多くの方に知っていただきたいですし、復興支援活動に興味のある方はぜひご参加ください。詳しくは下記ページをご参照ください。

 

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2012年の優秀賞、青山学院大学図書館・女子短期大学図書館の「『情報の探索と表現』コンテスト」プロジェクトです。大学でのデータベースの活用事例としてうまくまとめてありました。

 

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惜しくも入賞を逃した、図書館体操!ただ、実演付きということもあり、総合展においてかなりのインパクトを残せたと思います。この前、実際にやってみると、けっこういい運動になります。皆さんもオリジナルの体操を考えてみてはいかがでしょうか?

 

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2013年1月の図書館総合展in熊本でのチームからしれんこん。ポスターセッションは地方、地域情報の発信という効果も期待できます。

 

2010年以降のポスターをいくつか紹介してきましたが、特に2012年はこれまで以上に出展作品の「魅せる化」が進んでいました。確実にポスターセッションは年を重ねるごとに、全体的にレベルアップしていますね。

 

いいものを見ると、次はそのレベルを目指しますし、出展者だけなく、参加者も自館の掲示物や企画のヒントをもらって帰れるので、この流れはとてもいいことだと思います。

果たして今年の総合展ではどんなポスターが出展されるでしょうか。いまからとても楽しみです。