LINE@を利用している自治体まとめ

前回の記事に続き、LINE@を利用している自治体について調べてみました。LINE@の詳細については前回の記事「LINE@を利用している大学まとめ」をご参照ください。調べ方も前回同様、「LINE@ナビ お得なLINE@アカウントを紹介する公式情報サイト」を使って検索してみました。

 

自治体はLINE@ナビでは「官公庁」というカテゴリにあるようなので、「官公庁」をキーワードに検索してみました。完全に網羅しているわけではないのでその点ご容赦を。またアカウント名にはLINE@ナビのページにリンクさせています。(調査は2013/07/23時点)

都道府県 自治体名 アカウント 登録数
福岡県 福岡市 @fukuokacity 14,684
千葉県 千葉市 @chibacity 5,174
茨城県 茨城県 @ibarakiken 3,610
兵庫県 丹波市 @tambacity 2,605
茨城県 水戸市役所 @mitocity 2,155
愛知県 瀬戸市 @setocity 1,897
佐賀県 佐賀県 @saga_kouhou 1,518
神奈川県 三浦市 @miuracity 1,281
岐阜県 揖斐川町 @ibigawatown 1,210
埼玉県 北本市 @kitamotocity 869
熊本県 球磨村 @kumavillage 842
東京都 国立市 @city_kunitachi 825
栃木県 日光市 @nikkocity 763
福岡県 大野城市 @onojocity 719
三重県 鳥羽市議会 @tobacitycouncil 556
島根県 島根県美郷町 @shimanemisato 500
青森県 八戸市 @hachinohecity 455
茨城県 高萩市 @takahagicity 420
大阪府 大阪市西区役所 @osaka-nishi 381
佐賀県 佐賀県鹿島市 @kashimacity 369
兵庫県 加西市 @kasaicity 361
千葉県 船橋市議会 @funabashi_gikai 224
沖縄県 西原町 @nishihara_town 120

 

上記が、いわゆる自治体が運営していると思われるアカウントです。議会のアカウントも行政に関する情報を発信するということで同じくくりとしてみました。福岡市は政令指定都市として最初に導入したようで、登録者数も多くなっています。なお福岡市は、YouTubeGoogle+、ニコニコ動画などを活用し情報発信を行っているため、わりと新しいものの導入に対し敷居が下がっているのかもしれません。各サービスの導入については賛否あったりもするとは思いますが、情報発信や情報収集手段が増えるのは自治体・住民の双方にとってメリットがあるように思います。

 

こちらは自治体そのものではないですが、自治体の一部の課や関連団体などが運営しているアカウントです。

都道府県 運営組織名 アカウント 登録数
京都府 まゆまろ @mayumaro 5,381
福岡県 福岡市動物園 @fukuokazoo 1,701
神奈川県 相模原市シティセールス @sagamiharapr 1,288
青森県 弘前市シティプロモーション @hirosakicp 924
茨城県 いばらき総文2014 @soubun2014 837
埼玉県 埼玉県観光課 @saitamakenkankou 701
東京都 世田谷区たまがわ花火大会実行委員会 @tamagawahanabi 678
兵庫県 かさい住タイル @kasaistyle 538
茨城県 小美玉市スポーツ振興課 @omitamacitysports 502
広島県 熊野町観光大使ふでりん @kumanochofuderin 443
埼玉県 とねっと @tonet 288
埼玉県 県民健康福祉村 @fukushimura 97
宮崎県 木崎上自治会自主防災隊 @kisakikamibousai 90
福井県 福井市社南公民館 @yashirom 36

 

さすが「まゆまろ」、京都府の広報監。くまモンのアカウントなんかが出てきたら結構な脅威でしょうか?すでに公式アカウントあったりするのかな?

 

公式アカウントだと運用に数百万円かかるそうですが、「LINE@ 料金体系」を見る限り、パブリックアカウントは初期費用・月額費用など一切かからないようなので、広報手段の1つとして検討の余地はありそうです。

ちなみにパブリックアカウントの範囲は、官公庁 ・公共機関 ・小学校、中学校、高校 ・保育園、幼稚園、育児に関するところだそうです。大学はこちらの区分ではないので有料。といっても月額5000円と格安です。

 

そもそも公式アカウントとLINE@でできることの違いってなんだろう思って調べたら、機能的にはそう変わらないようですが、LINE@の公式サイトだけ見ていると正直なところよくわかりませんでした。ただ、以下のサイトを参考にしてみたところ、価格差を考えるとLINE@で十分な気がします。

 

なお「LINE@ガイドライン」に記載のある注意事項に、「早朝・深夜の配信 」、「一度に大量の通数の配信」などがあげられています。スマホが普及してきたことで、以前よりMLやSNSの通知を携帯やスマホに設定している人も多くなってきているので、個人的な投稿などのタイミングも気をつけたいところ。とりあえず真夜中の連続ファボや「いいね」も要注意です。自分も真夜中の通知アタックをしたことがあるので、気をつけたいと思います。